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発売日:2008年12月15日
判型:四六判上製
ISBN:978-4-403-21098-3
本体価格:1800円(税抜)

「哀しみ」という感情

(「かなしみ」というかんじょう)

岸田秀:著  

人間は本能の壊れた動物。文化も文明も芸術もすべてそこから生まれた――人間存在のありようを包括的に説明する「岸田唯幻論」の透徹した視線が、人間の生の歓びと哀しみと、そしてそこはかとない可笑しさを浮き彫りにする。やがて喜寿を迎えようとする著者の珠玉のメッセージ!


1対日戦と対イラク戦
日本人はなぜ北朝鮮を理想化したか
民族神話と天皇制
日本文化と欧米文化
戦後日本の精神風土
日中米の再演芝居
アメリカから得たもの、失ったもの
自我崩壊の危機に直面するアメリカ
世界の歴史と近代日本
共同幻想の欺瞞
押しつけ改憲
日本の鬱気分と不況
ペリー来航のおかげで日本は文明化したと言われたら
アメリカの医療制度
日本人になりたがらない在日韓国人・朝鮮人
トラウマは続く
国家の自己欺瞞と内部腐蝕
近代の日米関係
誇りを失った日本人

2
愛と犯罪
もてる男ともてない男
心と体の分裂
軽いセックス
結婚制度の目的
冷たい女に献身する

3
読経無用論
定年
共同体の崩壊
嫉妬の人間学
言葉の難しさ
死刑について
「哀しみ」という感情
プライドの置きどころ
伊丹十三と映画製作
精神分析の理論家としての伊丹十三
甦る武士道
人間の心を忘れた心理学
ストレスは人生の必需品

4
お遍路さんとヘンド
メキシコで飲んだテキーラ
がんばるのをやめた
「世の中で生きてゆけるんかのー」
凝って飽きる
老境を迎えて考えること
好ましくないことを否認しない
バス・タクシー・航空機・鉄道
わたしの研究法と読書

5
自作再訪『ものぐさ精神分析』
『第三の開国と日米関係』
わたしの古典「強迫神経症の一症例に関する考察」
『嫉妬の世界史』
自著を語る『嘘だらけのヨーロッパ製世界史』
『敵兵を救助せよ!』と『驕れる白人と闘うための日本近代史』
唯幻論は弁明する
『「空気」の研究』

6
精神分析的観点から見た日本の近代化
史的唯幻論

【精神分析用語集】

あとがき

著者紹介
岸田 秀(きしだ・しゅう)1933年生まれ。精神分析者。早稲田大学文学部心理学専修卒。和光大学名誉教 授。著書『ものぐさ精神分析』『嘘だらけのヨーロッパ製世界史』『母親幻想』 『官僚病の起源』『一神教vs多神教』『靖国問題の精神分析』など多数。
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