内容説明
七央(なお)と遥(よう)は従兄弟同士。 母に捨てられた遥が七央の家に引き取られて以来、幼馴染みの晴基(はるき)と三人いつも一緒だった。 際限なく七央を甘やかす晴基と口は悪いけど優しい遥。 やがて七央は遥に惹かれている自分に気づき、遥と晴基もまた七央への想いを育てていく。 だがある日突然その恋は、伝えることのできないものとなり?溢れてしまう、抱えきれない想いが。 共に惹かれ合いながら、すれ違う七央と遥。 二人の恋を阻むのは、哀しくて優しい思い出だった――。 切なさ全開スパイラル・ラブ。