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この世の道づれ

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この世の道づれ

著者 高橋順子
ジャンル 一般書 > 文芸書 > 随筆・エッセイ
発行形態 書籍
発売日 2024/07/22
判型・ページ数 4-6・208ページ
商品コード 9784403211096

価格2,640円(税込)

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内容説明 目次
作家・車谷長吉と詩人の濃密な時間、二人で見た忘れがたい光景。人生の旅の同伴者を喪い、ふと立ちどまり、ふりかえる随筆集。
Ⅰ 折節の記
   花瓶
   あの本
   あせりの“効用”
   坊勢島の子どもたち
   運動会日和
   「灘けんか祭り」の至福
   小さな椅子
   蚊の家
   筍
   星砂
   車谷文学の行方
   文章指導
   関西と関東
   二人句会
   山登りと連句
   小さなひじ掛け椅子
   丸いちゃぶ台
   元料理人の料理
   料理ノートから
   お好み焼きとたこ焼き
   墨書展のことなど

Ⅱ この世の道づれ
   貝殻の首飾り
   連詩を楽しむ――クルーズの旅から
   連句をしたり連詩をしたり
   新旧の年のはざまで
   大船に乗った気で
   軽井沢の霧
   「品定めではない」~白州正子「かくれ里」の旅を辿る~
   お遍路のご利益
   鈴を鳴らして
   夫・車谷長吉との二人三脚
   お遍路の旅のことなど
   幸福な旅・お遍路のことなど
   最後に読みたい本

Ⅲ 詩と小説の間
   なによりも「間」を
   私の好きな一句
   枯れ色の風景
   車谷長吉を送って
   いないけど、いる人
   漱石の硯
   <講演>車谷長吉という人
   <講演>詩と小説の間――夫・車谷長吉とともに

Ⅳ この海
   どうろくじんさま
   生を思い死を思う場所 海
   災厄
   津波の「安全神話」
   ウイルスとイベントをめぐって
   津波が生んだ文学賞
   「あの日」の海の魂鎮め

  あれから――あとがきに代えて

  初出一覧