内容説明
「書きつづけて来たのは、書くことが私にはただ一つの救いであったからである。凡て生前の遺稿として書いた。」
自らを切り刻むように文学と向き合い、渾身の作品を数々生み出してきた作家、車谷長吉。
その生涯と全作品を集成したこの全集は、私小説の鬼と呼ばれる彼の、まさに魂の軌跡である。
【本全集の特色】
■車谷長吉の初の個人全集。
■作者自身が構成した、自ら編集に加わった全集。
■これまで限定販売の私家版でしか明らかにされていなかった『車谷長吉恋文絵』を全点カラーで収録(第二巻)。
同じく限定版の史伝小説『史伝 隠国』も収録(第二巻)。
■単行本未収録の作品を多数収録。「阿呆物語」(第一巻)、「史伝 柿本朝臣人麿」(第二巻)、その他随筆等。
A5判上製函入
愚か者
非ユークリッド的な蜘蛛
死卵
抜髪
桃の木の話
トランジスターのお婆ァ
母の髪を吸うた松の木の物語
光の壺
温み
見知らぬ塀
うちは口が軽い
貧乏な夫婦
ちのつく言葉
ある田舎町の老妓の話
悪の手。
佐助稲荷の空家
ぬけがら
蛇捨て
神さま
ふうせんかずらの実
ママのおともだち
絵はがき
すいか
つまようじ
夜尿
川の上の家
爬虫類さま
川向こうの喜太郎さん
ななちゃんと六助
なすび
神隠し
史伝 隠国
史伝 柿本朝臣人麿
赤目四十八瀧心中未遂
贋世捨人
灘の男
補遺
日本脱出
哀悼湯川成一氏
借金
神戸で買うて もらった絵本
苗字
四国八十八ヶ所感情巡礼
人はなぜ死のうとするのかー私が自殺を思いとどまったとき
北村泰生の白鷺城の写真
松尾芭蕉について
俳句
車谷長吉句集 改訂増補版
句集 蜘蛛の巣 改訂増補版
車谷長吉恋文絵
車谷長吉恋文絵 I
車谷長吉恋文絵 II
自らを切り刻むように文学と向き合い、渾身の作品を数々生み出してきた作家、車谷長吉。
その生涯と全作品を集成したこの全集は、私小説の鬼と呼ばれる彼の、まさに魂の軌跡である。
【本全集の特色】
■車谷長吉の初の個人全集。
■作者自身が構成した、自ら編集に加わった全集。
■これまで限定販売の私家版でしか明らかにされていなかった『車谷長吉恋文絵』を全点カラーで収録(第二巻)。
同じく限定版の史伝小説『史伝 隠国』も収録(第二巻)。
■単行本未収録の作品を多数収録。「阿呆物語」(第一巻)、「史伝 柿本朝臣人麿」(第二巻)、その他随筆等。
A5判上製函入
愚か者
非ユークリッド的な蜘蛛
死卵
抜髪
桃の木の話
トランジスターのお婆ァ
母の髪を吸うた松の木の物語
光の壺
温み
見知らぬ塀
うちは口が軽い
貧乏な夫婦
ちのつく言葉
ある田舎町の老妓の話
悪の手。
佐助稲荷の空家
ぬけがら
蛇捨て
神さま
ふうせんかずらの実
ママのおともだち
絵はがき
すいか
つまようじ
夜尿
川の上の家
爬虫類さま
川向こうの喜太郎さん
ななちゃんと六助
なすび
神隠し
史伝 隠国
史伝 柿本朝臣人麿
赤目四十八瀧心中未遂
贋世捨人
灘の男
補遺
日本脱出
哀悼湯川成一氏
借金
神戸で買うて もらった絵本
苗字
四国八十八ヶ所感情巡礼
人はなぜ死のうとするのかー私が自殺を思いとどまったとき
北村泰生の白鷺城の写真
松尾芭蕉について
俳句
車谷長吉句集 改訂増補版
句集 蜘蛛の巣 改訂増補版
車谷長吉恋文絵
車谷長吉恋文絵 I
車谷長吉恋文絵 II