内容説明
歌をこころざす人なら これだけは知っておきたい 基礎知識プラス時代のフォーカス!
短歌をはじめた。あるいははじめたい。ではどう作ったらいいのだろうか。誰しも迷うものだ。がむしゃらに多作し、多読する。それ以外に特別な方法はないのであるが、しばらくしたら、ちょっと立ち止まって、短歌という世界がどうなっているか見回してもいいのではないか。そうすると、霧に閉ざされている前方が見えてくるものだ。本書はそういう人には役立つのではないだろうか。またぜひとも役立ってほしい。――小高 賢
1 短歌とは何だろうか
短歌とは何か
定型の強みと類型性
短歌はおもしろい、その歓び
口誦性(調べ)とリズム
詩型としての特徴とその限界
2 短歌はどうつくるか
まず作ってみる
単純化と中心をつくる(場の問題)
写生と想像
発見と推敲
比喩、オノマトペなど
韻律と切れ
文語調と口語調
連作、題詠、ことば遊び、パロディなど
3 はやわかり短歌史――(1)
短歌革新以前
鉄幹と子規
短歌滅亡論まで――啄木、善麿、牧水、夕暮
『桐の花』と『赤光』の画期
「アララギ」の歌壇制覇と「日光」創刊まで
プロレタリア短歌と新興短歌芸術運動
戦争へ
4 はやわかり短歌史――(2)
戦争
第二芸術論と新歌人集団
前衛短歌の出現
新しき世代――村木道彦、福島泰樹、高野公彦
ライト・ヴァースと『サラダ記念日』
インターネット短歌と口語調
5 短歌自分史
偶然からの出発
「かりん」創刊
遅れたものの苦しさ
第一歌集の刊行
6 短歌の背景と環境
結社と歌会
どんな勉強をすればいいか――多読と多作のすすめ
短歌のある生活
模倣のすすめ――本歌取り、パロディなど
批評ということ
世代と年齢構成
歌集の出し方
付録近現代名歌百人一首
あとがき
人名索引
短歌をはじめた。あるいははじめたい。ではどう作ったらいいのだろうか。誰しも迷うものだ。がむしゃらに多作し、多読する。それ以外に特別な方法はないのであるが、しばらくしたら、ちょっと立ち止まって、短歌という世界がどうなっているか見回してもいいのではないか。そうすると、霧に閉ざされている前方が見えてくるものだ。本書はそういう人には役立つのではないだろうか。またぜひとも役立ってほしい。――小高 賢
1 短歌とは何だろうか
短歌とは何か
定型の強みと類型性
短歌はおもしろい、その歓び
口誦性(調べ)とリズム
詩型としての特徴とその限界
2 短歌はどうつくるか
まず作ってみる
単純化と中心をつくる(場の問題)
写生と想像
発見と推敲
比喩、オノマトペなど
韻律と切れ
文語調と口語調
連作、題詠、ことば遊び、パロディなど
3 はやわかり短歌史――(1)
短歌革新以前
鉄幹と子規
短歌滅亡論まで――啄木、善麿、牧水、夕暮
『桐の花』と『赤光』の画期
「アララギ」の歌壇制覇と「日光」創刊まで
プロレタリア短歌と新興短歌芸術運動
戦争へ
4 はやわかり短歌史――(2)
戦争
第二芸術論と新歌人集団
前衛短歌の出現
新しき世代――村木道彦、福島泰樹、高野公彦
ライト・ヴァースと『サラダ記念日』
インターネット短歌と口語調
5 短歌自分史
偶然からの出発
「かりん」創刊
遅れたものの苦しさ
第一歌集の刊行
6 短歌の背景と環境
結社と歌会
どんな勉強をすればいいか――多読と多作のすすめ
短歌のある生活
模倣のすすめ――本歌取り、パロディなど
批評ということ
世代と年齢構成
歌集の出し方
付録近現代名歌百人一首
あとがき
人名索引