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現代短歌作法
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現代短歌作法

著者 小高賢
ジャンル 一般書 > 文芸書 > 詩・短歌・俳句
発行形態 書籍
発売日 2006/12/12
判型・ページ数 4-6・306ページ
商品コード 9784403210937

価格1,980円(税込)

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内容説明
歌をこころざす人なら これだけは知っておきたい 基礎知識プラス時代のフォーカス!

短歌をはじめた。あるいははじめたい。ではどう作ったらいいのだろうか。誰しも迷うものだ。がむしゃらに多作し、多読する。それ以外に特別な方法はないのであるが、しばらくしたら、ちょっと立ち止まって、短歌という世界がどうなっているか見回してもいいのではないか。そうすると、霧に閉ざされている前方が見えてくるものだ。本書はそういう人には役立つのではないだろうか。またぜひとも役立ってほしい。――小高 賢

1 短歌とは何だろうか
  短歌とは何か
  定型の強みと類型性
  短歌はおもしろい、その歓び
  口誦性(調べ)とリズム
  詩型としての特徴とその限界

2 短歌はどうつくるか
  まず作ってみる
  単純化と中心をつくる(場の問題)
  写生と想像
  発見と推敲
  比喩、オノマトペなど
  韻律と切れ
  文語調と口語調
  連作、題詠、ことば遊び、パロディなど

3 はやわかり短歌史――(1)
  短歌革新以前
  鉄幹と子規
  短歌滅亡論まで――啄木、善麿、牧水、夕暮
  『桐の花』と『赤光』の画期
  「アララギ」の歌壇制覇と「日光」創刊まで
  プロレタリア短歌と新興短歌芸術運動
  戦争へ

4 はやわかり短歌史――(2)
  戦争
  第二芸術論と新歌人集団
  前衛短歌の出現
  新しき世代――村木道彦、福島泰樹、高野公彦
  ライト・ヴァースと『サラダ記念日』
  インターネット短歌と口語調  

5 短歌自分史
  偶然からの出発
  「かりん」創刊
  遅れたものの苦しさ
  第一歌集の刊行

6 短歌の背景と環境
  結社と歌会
  どんな勉強をすればいいか――多読と多作のすすめ
  短歌のある生活
  模倣のすすめ――本歌取り、パロディなど
  批評ということ
  世代と年齢構成
  歌集の出し方
付録近現代名歌百人一首

   あとがき
   人名索引