内容説明
大西部に憧れた作家と評論家の二人が、西部劇の魅力をとことん語り尽くす。西部劇に最も多く出た俳優、最も多く撮った監督、テレビ西部劇、B級西部劇、西部劇の拳銃、西部劇の女優・脇役、ガンマンの実像、アメリカ西部の歴史、そしてマカロニ・ウエスタン以後……戦後まもなくから現在まで、五〇年代の西部劇を中心に名作の裏側を徹底的に解き明かした。巻頭カラー口絵に西部劇プログラム・コレクションを二十八点収録するなど、貴重図版も満載! また西部劇の舞台を地図にした「アメリカ西部劇地図」、戦後日本で公開された西部劇(TV・短縮版含む)のロードショーおよびリバイバル公開年・配給会社・監督名・ビデオ化の有無をすべて網羅した「西部劇映画——戦後日本公開作品リスト」など付録も充実。カバー装画・装幀は和田誠。