内容説明
1 | 対日戦と対イラク戦 日本人はなぜ北朝鮮を理想化したか 民族神話と天皇制 日本文化と欧米文化 戦後日本の精神風土 日中米の再演芝居 アメリカから得たもの、失ったもの 自我崩壊の危機に直面するアメリカ 世界の歴史と近代日本 共同幻想の欺瞞 押しつけ改憲 日本の鬱気分と不況 ペリー来航のおかげで日本は文明化したと言われたら アメリカの医療制度 日本人になりたがらない在日韓国人・朝鮮人 トラウマは続く 国家の自己欺瞞と内部腐蝕 近代の日米関係 誇りを失った日本人 |
2 | 愛と犯罪 もてる男ともてない男 心と体の分裂 軽いセックス 結婚制度の目的 冷たい女に献身する |
3 | 読経無用論 定年 共同体の崩壊 嫉妬の人間学 言葉の難しさ 死刑について 「哀しみ」という感情 プライドの置きどころ 伊丹十三と映画製作 精神分析の理論家としての伊丹十三 甦る武士道 人間の心を忘れた心理学 ストレスは人生の必需品 |
4 | お遍路さんとヘンド メキシコで飲んだテキーラ がんばるのをやめた 「世の中で生きてゆけるんかのー」 凝って飽きる 老境を迎えて考えること 好ましくないことを否認しない バス・タクシー・航空機・鉄道 わたしの研究法と読書 |
5 | 自作再訪『ものぐさ精神分析』 『第三の開国と日米関係』 わたしの古典「強迫神経症の一症例に関する考察」 『嫉妬の世界史』 自著を語る『嘘だらけのヨーロッパ製世界史』 『敵兵を救助せよ!』と『驕れる白人と闘うための日本近代史』 唯幻論は弁明する 『「空気」の研究』 |
6 | 精神分析的観点から見た日本の近代化 史的唯幻論 【精神分析用語集】 あとがき |